第35話:【豊かな浪費】44歳・FIREを目指す自分が、今年も63万円かけてモルディブ一人旅に行った話

FIRE目標・マインド
📌 この記事は「FIREを目指して節約と投資はしてるけど、お金を使うことに罪悪感がある人」に向けて書いています。

2026年9月。
今年もモルディブに行ってきました。
しかも去年に続いて、一人旅です(笑)

かかった費用は全部で約63万円。
48歳・資産5,000万円でのFIREを目指して、毎月インデックス投資を続けてる人間が、4泊6日の旅行に63万円ですよ。

「それ全部投資に回したほうがよくない?」
そう思う人、絶対いますよね。
自分でも書いてて思います(笑)

でも自分は、1ミリも迷わずに払いました。
今回はその理由と、そのための仕組みまで全部書きます。

1. まず、今年かかった全額を公開します

最初に、一番生々しいところから。
2026年9月のモルディブ一人旅にかかった費用の、全内訳がこれです。

【2026年9月 モルディブ一人旅の費用内訳】
航空券(日本→シンガポール→モルディブ 往復):250,000円
首都マレのホテル「H78」1泊:20,000円
水上飛行機(マレ↔リゾート 往復626ドル):99,000円
EMERALD MALDIVES 3泊(オールインクルーシブ):230,000円
チップ(70ドル):約11,000円
お土産:20,000円
──────────────
合計:約630,000円

そして去年(2025年9月)のモルディブも、ほぼ同じ約60万円でした。
2年連続で60万円台です。

正直に言うと、安くはないです。
自分の毎月の投資額と並べてみても、全然安くない。

でもこの63万円、自分の中ではちゃんと「予算内」なんです。
その仕組みは記事の後半で全部書きます。

2. そもそもモルディブってどんな国?

「名前は聞いたことあるけど、実際どこ?」って人も多いと思うので、ここだけ簡単に。

モルディブはインド洋に浮かぶ島国です。
大小1,000以上の島が26の環礁(かんしょう)に散らばっていて、人口は約50万人ほど。日本でいうと中核市ひとつぶんくらいですね。
時差は日本のマイナス4時間。

国土のほとんどが海抜1〜2mしかなくて、「海面上昇で沈むかもしれない国」としてニュースになることもあります。

そしてモルディブ最大の特徴が「1島1リゾート」。
小さい島まるごとが、1つのホテルなんです。

だから島に着いた瞬間から、そこにいるのは自分と同じ宿泊客とスタッフだけ。
街もコンビニも信号も、当然ありません。

この「逃げ場がない感じ」が最高なんですよ(笑)
仕事の連絡も来ない。というか来ても何もできない。
店長職をやってると、これがどれだけ贅沢かよく分かります。

3. 去年はLUX*、今年はEMERALD MALDIVES

去年(2025年9月)は南アリ環礁にある「LUX* サウスアリアトール」。
今年(2026年9月)はラー環礁にある「EMERALD MALDIVES」に泊まりました。

同じ国でも環礁が変われば、海の色も島の雰囲気も全然違います。
だから毎年あえて違う島を選ぶようにしてるんです。

ルートは日本→シンガポール→モルディブ。
首都マレに着いたのは夜の22時頃でした。
リゾートに向かう水上飛行機は昼間しか飛ばないので、初日はマレで1泊することになります。

泊まったのは「H78」というホテル。1泊20,000円。
こじんまりしてますが、スタッフさんのホスピタリティは本当に良かったです!
部屋の清潔感も、まぁまぁ合格点。

ただ——シャワーの水圧が激弱(笑)
ずっとチョロチョロです。

実はこれ、去年泊まったマレのホテルもまったく同じでした。
2年連続で同じ目に遭ったので、マレのホテルは大体そうなのかもしれません。
これからマレで前泊する人は、水圧にはあんまり期待しないほうがいいです(笑)

4. 移動だけで99,000円。水上飛行機という名のアクティビティ

翌日の早朝、いよいよリゾートへ出発。
移動手段は水上飛行機です。

この料金が……往復で626ドル。日本円で約99,000円!
移動だけで10万円ですよ(笑)

正直、最初に見積もりを見たときは「え、そんなするの?」ってなりました。
でも、乗ったら納得します。

窓の下に、エメラルドグリーンの環礁が丸ごと広がるんです。
しかもパイロットが裸足で操縦してる(笑)
機内はエアコンもないし、エンジン音もすごい。でもそれが完全に非日常。

これ、移動費じゃなくてアクティビティ代です。

そう考えたら、むしろ安いくらいだと自分は思ってます。

約50分のフライトで、「EMERALD MALDIVES」に到着!

5. 支配人とバトラーのお出迎え、そして水上コテージへ

島に着くと、支配人の方とバトラーさんたちがお出迎えしてくれます。
これ、毎回ちょっと照れます(笑)

まずはバギーに乗って、島の施設を紹介してもらう一周ツアー。
レストラン、バー、スパ、ジム、ダイビングセンター……。

で、このツアー、あっという間に終わります。
モルディブのリゾート島は本当に小さくて、自転車で回っても10分で一周できてしまうレベルなので(笑)

そしてお待ちかね。
モルディブといえばの水上コテージ。ここに3泊です!

部屋は去年のLUXよりも一回り広かった!
今年もオールインクルーシブで予約したので、食事もアルコールも全部込み。食べ放題・飲み放題。
しかも部屋の冷蔵庫のお酒・ジュース・おつまみまで、毎日1回補充されます。

……これ、酒好きにとってはかなり危険なシステムですよね?(笑)

6. 3泊4日、実際に何をしてたか正直に書きます

【1日目】到着してすぐシャンパン

とりあえず部屋のテラスから海を眺めながら、シャンパンを1本開けました(笑)
到着初日から全開です。

そのあとバトラーさんが予約してくれたレストランで、ステーキとフライドポテト。もちろんシャンパン(笑)

周りを見渡すと、宿泊客はほぼカップルか家族連れ。みんなワイワイやってます。
そんな中、自分はひとり。

でも、全然平気なんです。というかこれが最高なんです。
誰にも気を使わなくていい。何時に寝ても何時に起きてもいい。
独身FIRE志望者の特権だと思ってます(笑)

部屋に帰ってからも、またシャンパン。
初日はひたすらまったり&飲んで終了!

【2日目】シュノーケリングと、2つの後悔

朝食を食べてから、リーフでシュノーケリング。
やっぱりモルディブの海は別格でした。
魚だらけ。そして透明度がとんでもない。

ここで1つめの後悔。
水中カメラ、買っておけばよかった。
あの景色、スマホでは全然撮れませんでした。来年は絶対に買っていきます。

で、お昼を食べて部屋でシャンパン(笑)
そのあとビーチでまったりシャンパン(笑)

そして2日目のディナー。
バトラーさんがアジア料理のレストランを予約してくれてたんですが……

寝落ちして、すっぽかしました。
これが2つめの後悔です。本当にすみませんでした……(笑)
昼から飲みすぎです。完全に自業自得。

【3日目】まさかの台風並みの荒れ模様

朝方から、風も雨もすごいことになりました。
今日もシュノーケリングするつもりだったのに、まさかの中止(泣)

こればっかりは自然相手なので、どうしようもない。
ということで、部屋でシャンパン祭りに切り替えました(笑)

夜はシュラスコとタコのグリル。これがめちゃくちゃうまかった!
天気は最悪だったけど、食事は最高でした。
こういう日があるのも旅行ですよね。

【4日目】チェックアウト。この日が一番つらい

去年もそうでしたが、この日が本当に悲しいんです。
非日常から、日常に引き戻される日。
3日間ずっとお世話になった専属のバトラーさんともお別れ。

帰りの水上飛行機から島がどんどん小さくなっていくのを見ながら、
「また来年も絶対に来る」と固く誓いました(笑)

7. なぜ63万円を、迷いゼロで払えるのか

ここからが、この記事の本題です。

48歳FIREを目指してる自分が、なぜ旅行に63万円も使えるのか。
結論から言うと、迷いはまったくありませんでした。ゼロです。

きっかけは『DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)』という本を読んだことでした。
ざっくり言うと「お金を使い切らずに死ぬのが一番もったいない」「経験には“今しかできないタイミング”がある」という内容の本です。

これを読んでから、自分の中の考え方がはっきり変わりました。

自分は今44歳です。
今だから何時間でもシュノーケリングできるし、狭い水上飛行機に揺られても平気だし、朝から晩まで動き回れる。

でも、これが70歳だったらどうでしょう?
80歳だったら?
たぶん、同じようには楽しめません。
そもそも行くこと自体が難しくなってるかもしれない。

お金は、あとからでも増やせます。
でも体力と時間は、あとから取り戻せないんですよね。

「お金は後からでも増やせる。でも体力と時間は、後から取り戻せない」

FIREって、突き詰めると「我慢の先にある自由」みたいに語られがちですよね。
でも、4年間ずっと我慢して48歳でゴールしたとして、その4年間に何も残らないのは、自分は嫌でした。

貯めるだけじゃなく、使う。
ただし意味のある使い方をする。
自分はこれを「豊かな浪費」と呼んでます。

8. 仕組みの正体は「モルディブ貯金 毎月5万円」

とはいえ、勢いで63万円を払ってるわけじゃありません。
ちゃんと仕組みがあります。

それが毎月5万円の「モルディブ貯金」です。
インデックス投資の積立とは完全に別の財布で、旅行専用に毎月コツコツ積み立ててます。

【モルディブ貯金のしくみ】
毎月の積立額:50,000円
年間(×12ヶ月):600,000円
今年かかった旅費:約630,000円
──────────────
ほぼぴったり。投資を止めた月は0ヶ月

そうなんです。
この旅行のために投資を止めた月は1ヶ月もありません。
積立は普段どおり。NISAも普段どおり。
使ったのは、そのために1年かけて貯めたお金だけです。

これが、自分が迷いゼロで払える最大の理由です。

先に旅行用の枠を作っておけば、その枠の中で使う分には罪悪感がゼロになるんですよ。
むしろ「使いきらないともったいない」くらいの気持ちになります(笑)

逆に言うと、枠を作らずに「余ったら旅行に行こう」だと、たぶん一生行けません。
だって余らないので(笑)

投資と同じで、旅行費も先取りなんです。
給料が入ったら、投資・生活費・モルディブ貯金に先に振り分ける。残ったお金で暮らす。
この順番にしてから、「お金を使うこと」に対する罪悪感がほとんどなくなりました。

9. まとめ:資産形成しながら、豊かに浪費する

モルディブ旅行は、正直安くありません。
1回で約63万円。
この金額をそのまま投資に回していたら、資産はもっと早く増えます。それは間違いないです。

でも自分は、年に1回のこの旅行を「心の洗濯」だと思ってます。

FIREを目指す過程って、どうしても地味なんですよ。
毎月積み立てて、増えたり減ったりを眺めて、また積み立てる。その繰り返し。
正直、何のために我慢してるのか分からなくなる瞬間もあります。

だからこそ、年に1回でも「これのために頑張ってる」と思える時間があると、続けられるんですよね。

貯めるだけの4年間じゃなく、使いながら貯める4年間にする。それが自分の48歳FIREです!

もちろん、これが正解だとは思っていません。
「旅行をやめて全額投資したほうが早くFIREできる」という考え方も、完全に正しいと思います。
自分の場合はこうしている、というだけの話です。

あなたにとっての「豊かな浪費」は何ですか?
それを1つ決めて、毎月そのための枠を作ってみると、節約も投資もかなりラクになると思います!

ということで、来年も行けるように、今月からまたモルディブ貯金5万円スタートです!

【FIREまでの進捗】
FIRE目標:5,000万円(48歳=2030年6月)
現在の資産:次回の資産報告記事で公開します
今月のモルディブ貯金:50,000円
来年のモルディブまで:あと12ヶ月

次回もお楽しみに!

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