第31話:投資を始めた時の家族・職場の同僚の意外な反応!自分が実際にやった伝え方と対処法

FIRE目標・マインド
📌 この記事は「投資を始めたけど、家族や職場の人に話していいのか迷っている人」に向けて書いています。

「それ、騙されてない?」

実家に帰省したとき、親に投資の話をしたら、返ってきた第一声がこれでした(笑)

自分が投資を始めたのは2020年、37歳のとき。それから6年、ひたすらコツコツ積み立ててきました。

でも、この6年でいちばん気をつかったのは、実は相場じゃないんです。

「誰に、どこまで話すか」。これでした。

今回は、親に話したときのリアルな反応と、職場の同僚に自作パワポまで作って解説した話。そこから自分が学んだ「話す相手の選び方」を書いていきます。

正直、失敗もしてます。思いっきり引かれたこともあります(笑)

1. 親に投資の話をしたら、第一声が「騙されてない?」だった

実家に帰ったとき、なんとなくの流れでお金の話になりました。

自分としては「こんなに増えてるんだよ」くらいの軽い気持ち。でも返ってきたのは、

「それ大丈夫なん?騙されてないん?」

……まあ、予想はしてました(笑)

でも無理もないんですよね。親世代は投資とほぼ無縁の生活を送ってきた世代です。

■ 親世代の“常識”
・お金は銀行に預けるもの
・貯金こそが正義
・定年まで働くのが当たり前
・元本が減る可能性があるものは全部「危ないもの」

しかも厄介なのは、その常識で実際になんとかなってきた世代だということ。預けてるだけで金利がしっかりついた時代を知っているわけですから。

そこにいきなり息子が「S&P500がさ〜」なんて言い出したら、そりゃ怪しく聞こえます。

親世代にとって投資が怪しいんじゃない。「自分が経験してこなかったもの」が怪しいんです。

2. 意外だったのは「NISAを知らないわけじゃなかった」こと

ここは自分にとって完全に意外でした。

てっきり「NISA?なにそれ」と言われると思ってたんです。

でも親、NISAという言葉自体は知ってました。テレビでもニュースでもさんざんやってますからね。

ただ、結論はこうでした。

「名前は知ってる。でも中身がよく分からない」
「よく分からないものには手を出さない」

で、結局やってない(笑)

自分も一応、軽く解説はしました。NISAは国が作った“税金がかからない制度”であること。銀行預金と違って値動きはあるけど、長い時間をかけて増やす前提のものであること。毎月少しずつ買っていく方法があること。

うんうん、と聞いてはくれました。

でも腑に落ちたかどうかは……正直、謎です(笑)

こういう経験、ありませんか?一生懸命説明したのに、相手の目が「へー」で止まってる感じ。あれです。

3. 今振り返ると、親には話さなくてもよかったかもしれない

これ、記事にするか迷ったんですけど正直に書きます。

自分は今、親に投資の話はしなくてもよかったかなと思っています。

理由はシンプルで、余計な心配をかけるだけになったからです。

親からすれば、息子が「よく分からないものに大金を突っ込んでいる」ように見えてるかもしれない。それって、親孝行の逆ですよね。

そのうえ、親自身がこれから投資を始めるかというと、現実的にはなかなか難しい。今から始めても運用に使える時間が短いですから。

自分が信じている「長期・積立・分散」は、時間が最大の武器になる考え方です。その武器が使いにくい相手に熱く勧めても、そもそも噛み合わないんです。

ただ、ここは条件付きだと思っていて。自分なりの線引きはこうです。

■ 親に投資の話をするかどうかの自分の線引き
・親が70代以上 → 基本は話さない。心配をかけるだけになりやすい
・親が50代〜60代前半 → 話してみる価値あり。まだ10年以上の運用期間が取れる
・向こうから聞いてきた → もちろん全力で話す

もし親御さんがまだ50代・60代なら、話す意味は十分にあると思います。運用期間が10年、15年取れるなら話はまったく変わってきますから。

自分の場合はそこが合わなかった、というだけの話です。

4. 職場では2年間、投資してることを誰にも言わなかった

一方、職場の話。

2020年に投資を始めてから約2年間、自分は職場で一切投資の話をしませんでした

理由は3つあります。

① 自分に自信がなかった(始めたばかりで結果も出ていない)
② 「金の話をするやつ」と思われたくなかった
③ そもそも、聞かれてもうまく説明できる自信がなかった

特に②です。店長という立場もあって、変な噂が立つのが怖かった。「あの人、なんか投資の話してるらしいよ」って、それだけで印象って変わりますから。

でも、続けているうちに資産がじわじわ増えてきた。2022年ごろには「あ、これは本物かもしれない」と思えるようになってきて。

そうなると人間、話したくなるんですよね(笑)

5. 自作パワポで同僚に解説した日。半分に引かれました

で、やってしまいました。

パワポで資料を作ったんです。同僚に説明するために。

■ 当時つくったパワポの中身
・複利ってなに?
・インデックス投資ってなに?
・S&P500ってなに?
・NISAを使うと税金がどうなる?

休みの日に何時間もかけて作りました。今思えば、だいぶ暴走してます(笑)

結果はどうだったか。きれいに分かれました。

・前のめりで聞いてくれる人 …… 「え、それどうやるの?」と質問攻め
・ちょっと引いてる人 …… 「へー、すごいね」で会話終了
・明らかに警戒してる人 …… 目が完全に「勧誘」って言ってた(笑)

正直、3番目の反応はこたえました。よかれと思ってやったので。

でも今なら分かります。投資に触れてこなかった人からすれば、職場の店長が急にパワポを持ってきて「S&P500がね」と語り出したら、それはもう完全に怪しい人です(笑)

自分だって逆の立場なら、たぶん一歩引きます。

怪しかったのは投資の話じゃない。頼まれてもいないのに熱く語り出した自分のほうでした。

6. それ以降、「食いついてきた人にだけ話す」に変えた

この失敗から、自分はやり方を完全に変えました。

いきなり資料は出さない。まず雑談の中にチラッとだけお金の話を混ぜる。

・「最近ふるさと納税やってる?」
・「NISAって結局やってる人いる?」
・「スマホ代、毎月いくら払ってる?」

これくらいの軽いジャブです。ここで「え、NISAって何がいいの?」と食いついてきた人にだけ、詳しく話す。

反応が薄い人には、それ以上踏み込まない。

このやり方に変えてから、職場で変な空気になることがほぼなくなりました。

結局これって、お金の話に限らないんですよね。聞く気のない人に話しても、お互い時間の無駄になるだけ。

7. 人に投資の話をするとき、自分が必ず伝えている4つのこと

ただし、食いついてきた人に「S&P500いいよ」とだけ言うのは、自分は絶対にやりません。

それをやると、下がったときにその人が耐えられないからです。

だから最低でも、この4つはセットで話すようにしています。

① NISAは「制度」であって商品じゃない(NISAという商品は存在しない)
② 投資信託は詰め合わせパック。1本でたくさんの会社に分散されている
③ 複利は時間が効く。だから早く始めて、長く続けることに意味がある
④ 必ず下がる時期が来る。そのとき売らないことが一番大事

特に④。ここに一番時間をかけます。

「来年20%下がることもある。それでも売らずに積み立てを続けるつもりがないなら、やらないほうがいい」

これは毎回、はっきり言うようにしています。

というのも、自分が同僚に話したのは2022年でした。実はこの年、S&P500は年間で大きく下落した年なんです。

つまり自分の話を聞いて始めた人は、いきなり含み損スタートだった可能性が高い。

もしあそこで「絶対増えるから!」なんて軽く言ってたら、自分は今ごろ職場に居づらくなってたと思います(笑)

結果的にはその後、相場が戻って、当時教えた同僚からは今でも感謝されています。でもそれは正直に言うと、相場が味方してくれただけ。自分の実力じゃありません。ここはちゃんと書いておきます。

人に投資を勧めるなら、「儲かる話」より先に「下がったときどうするか」を伝える。

8. まとめ:自分がたどり着いた結論

6年やってきて、自分なりの結論はこうなりました。

■ 誰に、どう話すか(自分の場合)
・高齢の親 → 基本は話さない。心配をかけるだけになりやすい
・親が50代〜60代 → 運用期間が取れるので、話してみる価値はある
・職場の同僚 → いきなり語らない。軽く振って、食いついた人にだけ
・教えるときは「儲かる」ではなく「下がっても売らない」をセットで

投資って、結果が出るまでに何年もかかります。だから途中経過を誰かに話したくなる気持ち、めちゃくちゃ分かります。自分がそうでしたから(笑)

でも、聞きたくない人に話しても、お互い得しないんですよね。

投資の話は、広めるものじゃなくて、聞かれたら答えるもの。

あなたは、家族や職場に投資の話をしていますか?それとも黙ってますか?

次回もお楽しみに!

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