第24話:「NISA貧乏」ってバカにしてると将来痛い目をみるよ!

資産運用・投資
📌 この記事は「NISA貧乏って言葉を聞いて、投資にお金を回すのをためらっている人」に向けて書いています。

最近、SNSでこんな言葉をよく見かけませんか?

「NISA貧乏」

NISAに一生懸命お金を入れすぎて、手元の生活がカツカツになっている人を揶揄する言葉です。

「そんなに切り詰めて何が楽しいの?」「今を犠牲にしてまで投資するなんてバカらしい」……そんなニュアンスで使われることが多いんですよね。

でも、正直に言うと。

自分は「NISA貧乏」、めちゃくちゃ肯定派です!

今回は、その理由を「ベンとアーサー」という海外の有名な話も交えながら解説していきます。この記事を読み終わる頃には、「NISA貧乏」の見え方が変わっているはずです!

1. そもそも「NISA貧乏」って何?

まず言葉の解説からいきます。

「NISA貧乏」とは、NISAの積立額を大きく設定しすぎて、日々の生活費がカツカツになっている状態のこと。

・手取り25万円のうち10万円をNISAに入れて、残りでやりくり
・飲み会は基本断る。ランチは手作り弁当
・洋服も旅行も「積立が終わってから」と後回し

こんな生活をしている人が「NISA貧乏www」とネタにされているわけです。

たしかに、はたから見れば「貧乏」に見えるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。この人たちは、お金が無いんじゃありません。

お金を「今使う」から「未来に送る」に切り替えているだけなんです!

浪費で貧乏になっている人とは、まったくの別物。むしろ資産は毎月確実に増えています。

2. 「ベンとアーサー」の話、知っていますか?

ここで、投資の世界で超有名な「ベンとアーサー」という話を紹介します。

海外でよく使われる、複利のすごさを教えてくれるたとえ話です。

【ベン】19歳から26歳までの8年間だけ、毎年2,000ドルを投資。
→ 合計16,000ドル入金して、あとは一切追加せずほったらかし。

【アーサー】27歳から65歳までの39年間、毎年2,000ドルを投資し続けた。
→ 合計78,000ドルを入金。

入金額はアーサーの方が約5倍も多い。普通に考えたら、アーサーの圧勝だと思いますよね?

ところが、年利12%で計算すると65歳時点の資産は……

ベン:約228万ドル(約3.4億円)
アーサー:約153万ドル(約2.3億円)

なんと、8年間しか投資していないベンの勝ち。しかも差は約75万ドル!

アーサーは39年間頑張り続けたのに、最後までベンに追いつけなかったんです。

これが複利の力です。投資の成果を決めるのは「いくら入れたか」だけじゃない。

「どれだけ早く始めたか」が、とてつもなく大きいんです!

3. バカにしていると、将来「雲泥の差」がつく

さて、ここで「NISA貧乏」の話に戻ります。

ベンとアーサーの話から分かるとおり、投資は「早く・多く」始めた人が圧倒的に有利です。

つまり、若いうちから積立額を頑張っている「NISA貧乏」の人たちは、一番おいしい時期に、一番正しいことをやっているんです。

仮に毎月5万円を年利5%で積み立てたとすると……

・10年間:入金600万円 → 約776万円
・20年間:入金1,200万円 → 約2,055万円
・30年間:入金1,800万円 → 約4,161万円

30年続ければ、入金1,800万円に対して運用益は約2,361万円。増えた分の方が大きいんです!

一方、「NISA貧乏www」と笑って何もしなかった人は、30年後も貯金がちょっとあるだけ。

自分は37歳で投資に出会って、44歳の今、資産3,300万円まで来ました。それでも「もっと早く始めていれば……」と思うことがあります(笑)

笑っていた側と笑われていた側。30年後に立場が完全に逆転する。これが「NISA貧乏」をバカにしてはいけない理由です!

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4. とはいえ「全部削る」のは間違い!

ここまでNISA貧乏を全力で肯定してきましたが、1つだけ大事な注意点があります。

それは、若い時にしかできない体験があるってことです。

20代の体力で行く海外旅行。仲間との飲み会や恋愛。挑戦のための自己投資。こういうものは、40代になってお金があっても、同じ形では買えません。

自分も44歳になって思うんです。「あの時の経験は、あの時にしかできなかったな」って。

だから、生活のすべてを削ってまで投資に全振りするのはおすすめしません。

削るのは「自分のQOLが上がらない支出」だけでいい。

【削ってOK】
・なんとなくのコンビニ
・使ってないサブスク
・見栄のための出費
・格安スマホにしてない通信費

【削っちゃダメ】
・心から楽しい体験
・大切な人との時間
・健康
・自分の成長につながる自己投資

「意味のないお金は1円も払わない。でも人生を豊かにするお金は堂々と使う」

このメリハリこそが、長く続けられる投資の秘訣です!

5. まとめ:「NISA貧乏」は未来のお金持ち

今回の内容をまとめます。

・「NISA貧乏」はお金が無いんじゃなく、お金を未来に送っているだけ
・ベンとアーサーの話:入金額5倍のアーサーが、早く始めたベンに勝てなかった
・投資は「早く・多く」始めた人が圧倒的に有利
・バカにして何もしないと、30年後に雲泥の差がつく
・ただし若い時にしかできない体験は大切に。QOLが上がる支出は削らない

「NISA貧乏」という言葉、字面だけ見るとネガティブです。

でも、その実態は「未来の自分に仕送りしている人」。バカにするどころか、尊敬すべき存在だと自分は思います。

今の「NISA貧乏」は、将来の「NISA長者」。笑われても、コツコツ続けた人が最後に勝つ!

もちろん、無理は禁物。自分のQOLと相談しながら、続けられるペースで積み立てていきましょう。

次回は、また資産形成に役立つテーマをお話しします。お楽しみに!

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