
2020年4月に楽天証券でNISAを始めて、6年半が経ちました。
新NISAになった2024年からは、年間360万円の枠を毎年満額で使っています。2026年も、年末で満額になる設定です。
「月30万円も積み立ててるの?」と思いますよね。
違います(笑)
自分が毎月新しく入れているのは15万円。年間で180万円です。
残りの180万円は、別のところから持ってきています。
今回はNISAの仕組みの解説ではなく、自分が実際にNISAをどう使っているかを全部書きます。iDeCoをやっていない理由も、正直に。
1. 37歳・貯金30万円。2020年4月に楽天証券でNISAを始めた

自分がNISA口座を開いたのは2020年。証券会社は楽天証券です。
当時37歳。貯金は30万円しかありませんでした(このあたりは第7話に書いています)。
買ったのは、最初からS&P500の投資信託です。
当時はまだ旧NISAの時代でした。もちろん旧NISAも使っています。
積立額は、最初から月15万円だったわけじゃありません。
新NISAが始まる前は、月10万円くらい。それも少しずつ、段階的に増やしていった結果です。
・2020年4月:楽天証券で投資スタート(37歳・S&P500)
・2020〜2023年:旧NISAで積立。月10万円前後まで段階的に増額
・2024年〜:新NISAへ。新規の積立を月15万円に
ここで、NISAについての唯一の後悔を書いておきます。
37歳で始めて、今44歳。NISAは運用で増えた分に税金がかからない制度です。つまり、長く置くほど効いてきます。
社会人になってから15年以上、貯金ゼロで過ごした時間が本当にもったいなかった。これは今でも思います。
みなさんは「もう少し貯まってから」と先延ばしにしていませんか?
2. 新NISAは毎年360万円満額。でも新しいお金は半分だけ
まず、新NISAの枠をざっくり確認しておきます。
・つみたて投資枠:年120万円
・成長投資枠:年240万円
・合計:年360万円
・生涯の非課税枠:1,800万円
自分は2024年、2025年と、両方の枠を満額で使いました。2026年も、年末で満額になるように設定しています。
ただし、中身はこうです。
・毎月の積立(新しいお金):月15万円 × 12ヶ月 = 180万円
・特定口座からの移し替え:180万円
・合計:360万円
半分は、特定口座で持っていたS&P500をいったん売って、NISA口座で買い直したお金なんです。
だから自分の「年360万円満額」は、収入が多いから埋められるという話じゃありません。
手取り36万6,000円の会社員が、すでに持っていた資産の置き場所を変えているだけです。
3. 特定口座を売ってまで、NISAに移す理由
特定口座だと、利益に約20%(20.315%)の税金がかかります。NISA口座なら、これがゼロです。
同じS&P500を持つなら、税金のかからない口座に入れておきたい。自分の理由はこれだけです。
ただし、いいことばかりじゃありません。
特定口座の分を売るとき、利益が出ていれば、その利益には税金がかかります。
つまり自分は、税金を先に払ってからNISAに入れ直している形です。
「それ、損じゃないの?」と思いますよね。
自分はこう考えています。
どうせいつか売るときには税金を払う。それなら早めに非課税の枠へ移して、そこから先の値上がり分を丸ごと非課税にしたい。
FIRE後は、資産を取り崩して生活します。取り崩すたびに税金がかからないのは、自分にとってかなり大きいんです。
もちろん、これは自分の場合の判断です。移し替えた直後に相場が下がることもあります。これで良かったのかどうかは、実際に取り崩すときまで分かりません。
ちなみに副作用が1つあります。
毎年売って買い直しているせいで、「今まで入れた元本の合計」と「増えた分」が、自分でもよく分からなくなりました(笑)
4. iDeCoをやらない理由。48歳FIREと「60歳まで引き出せない」
NISAとセットで語られるのがiDeCoです。掛金が全額、所得控除になる。節税の面では強い制度です。
でも、自分はiDeCoをやっていません。
一番の理由は、原則60歳まで引き出せないからです。
自分の目標は48歳でFIRE。48歳から60歳までの12年間、手を付けられないお金を増やすのは、自分の計画に合いませんでした。
もう1つ怖いのが、制度が悪い方向に変わったときです。
60歳まで引き出せないということは、途中でルールが変わっても身動きが取れないということ。自分はそこが引っかかりました。
ただ、年金の資産がゼロというわけではありません。
会社の企業型確定拠出年金(DC)があります。会社が毎月8,000円を掛けてくれているんです。
銘柄は、もちろんS&P500です(笑)
・4,025,039円(総資産の12.2%)
・掛金:会社拠出の月8,000円
・銘柄:S&P500
つまり、60歳まで動かせないお金は、すでに約400万円あります。
これ以上「ロックされる資産」を自分から増やす必要はない。そう考えています。
正直、iDeCoの節税メリットを捨てている自覚はあります。それでも自分は、自由に動かせることを優先しました。
5. 生涯枠1,800万円は2028年に埋まる。そのあとどうするか
新NISAの生涯枠は1,800万円。自分は2026年末までの3年間で、1,080万円を使う予定です。
・2024〜2026年:360万円 × 3年 = 1,080万円(2026年分は年末までの予定)
・残り:720万円
・今のペースなら、2028年に満額(そのとき46歳)
48歳FIREの2年前に、NISAの枠は使い切る計算です。
じゃあ、そのあとはどうするのか。
月15万円の積立は続けます。入れる先が、NISA口座から特定口座に変わるだけです。商品も変えません。
枠が埋まったからといって、やることは何も変わらないんですよね。
取り崩しの考え方については、第17話に書いています。
6. まとめ:NISAは「仕組み」より「どう使うか」
・2020年4月、37歳・貯金30万円で楽天証券からスタート
・新NISAは毎年360万円満額(新規180万円+移し替え180万円)
・iDeCoはやらない。60歳まで引き出せず、制度が変わっても動けないから
・年金は会社拠出の企業型DC(月8,000円・S&P500)だけ
・生涯枠1,800万円は、今のペースなら2028年に埋まる
制度の細かい説明は、金融庁や証券会社のサイトにいくらでもあります。
自分が書けるのは、6年半使ってきた1人の会社員の実例だけです。
現在の資産:3,303万円(33,034,771円)
FIRE目標:5,000万円
FIRE達成率:66.1%
FIREまで残り:約1,696万円
次回(第9話)は、楽天モバイルに乗り換えて、スマホ代を月2,178円にした話です!


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