「複利ってそんなにすごいの?」
投資を始めたころの自分は、正直そう思っていました。
考えが変わったのは、2021年3月。資産が500万円を超えたころです。
今回は複利の仕組みの説明ではなく、自分の資産が実際にどう増えてきたかを、節目の日付と一緒に並べてみます。
1. 複利を「体感」したのは、資産500万円のときでした

2021年3月ごろの話です。
ある日、S&P500が1%上がりました。「1%か、まあそんなもんか」と思いながら資産を確認したら――
+5万円。何もしていない1日で、5万円です。
当時の自分の日当(残業込み)より高い金額でした。寝て起きたら5万円増えていたんです(笑)
複利は、ひとことで言えば「増えた分が、さらに増える」仕組みです。
でも、言葉で聞いてもピンと来ませんでした。腑に落ちたのは、この5万円を見たときです。
2. 自分の資産の節目を、全部並べてみます
投資を始めてから今までの節目です。
・2020年4月:投資スタート(貯金30万円)
・2021年3月:500万円(スタートから11ヶ月)
・2023年1月:1,000万円(そこから22ヶ月)
・2024年12月:2,000万円(そこから23ヶ月)
・2026年4月:3,000万円(そこから16ヶ月)
最初に断っておきます。
スタートから500万円までの11ヶ月は、複利のおかげではありません。
貯蓄型保険を解約して戻ってきた140万円(第34話)。会社の確定拠出年金(DC)の残高。ボーナス。固定費の見直しで浮いたお金。
使えるものを全部かき集めた結果です。
つまり最初の500万円は、運用の力ではなく「入金」の力でした。
複利が効いてくるのは、ここからです。
3. 1,000万円増えるのにかかる時間が、23ヶ月から16ヶ月に縮んだ
注目してほしいのは、後半の2つです。
・1,000万円 → 2,000万円:23ヶ月(積立は月10〜15万円)
・2,000万円 → 3,000万円:16ヶ月(積立は月15万円)
2,000万円から3,000万円までの16ヶ月。この間に自分が積み立てたのは、月15万円 × 16ヶ月で240万円です。
増えた1,000万円のうち、自分が入れたのは240万円だけ。
残りの大半は、相場が増やしてくれた分です(ボーナスなどの細かい入金は除いた、ざっくりの計算です)。
元本が大きくなるほど、同じ値動きでも増える金額が大きくなる。自分が体験した複利は、これでした。
4. 今は1%で約33万円。給料1ヶ月分が、1日で動きます

株価が1%動いたときの金額を、資産ごとに並べるとこうなります。
・資産500万円(2021年3月):約5万円
・資産1,000万円(2023年1月):約10万円
・資産2,000万円(2024年12月):約20万円
・資産3,303万円(2026年9月末):約33万円
今の自分の手取りは、月36万6,000円です。
つまり、給料1ヶ月分に近い金額が、たった1日で増えたり減ったりします。
そう、減る方も同じなんです。
2026年9月は、1ヶ月で資産が約70万円減りました。数字を見れば「うわ」とは思います。
それでも自分は、こう考えるようにしています。
下がった月は、同じ15万円でたくさん買える月です。だからマイナスには考えません。
ちなみに「1日でいくら増えたか・減ったか」の最高記録は、正直覚えていません(笑)
毎日の数字に一喜一憂しなくなった、ということかもしれません。
5. 最初の1年が、いちばん地味です
今だから言えますが、始めたばかりのころは複利の恩恵なんてほとんど感じませんでした。
資産が50万円なら、1%上がっても5,000円です。
「バイトした方が早いな」と思ったこともあります(笑)
ここでやめてしまう人が多いんだと思います。みなさんも、そう感じたことはありませんか?
不安も書いておきます。
複利は、下がるときにも同じ大きさで効きます。資産が増えるほど、減るときの金額も大きくなる。
FIREまで残り約1,696万円。目標日の直前に大きな下落が来たら、計画は後ろにずれるかもしれません。
これは自分にはコントロールできません。できるのは、積立を止めないことだけです。
6. まとめ:複利は、節目を並べて初めて見えました
・体感したのは2021年3月、資産500万円で「1日+5万円」を見たとき
・最初の500万円は複利ではなく、かき集めた入金の力
・1,000万円増える期間は、23ヶ月から16ヶ月に縮んだ
・今は1%で約33万円。手取り1ヶ月分に近い
・下がる月は「ラッキー」と考えて、積立を続ける
現在の資産:3,303万円(33,034,771円)
FIRE目標:5,000万円
FIRE達成率:66.1%
FIREまで残り:約1,696万円
次回は「お金の不安が無くなると、心境の変化はどうなる?」について書きます!


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