第17話:5,000万円でFIREする自分が「4%ルール」を選ばない理由。月30万円を取り崩す「95歳ゼロ円計画」を公開

資産運用・投資
📌 この記事は「FIREしたあと、お金をどう使えばいいか気になっている人」に向けて書いています。

FIRE(早期退職)を目指す人が必ずぶつかる壁があります。

それが「老後のお金、どう取り崩すの?」という問題です。

貯める話は山ほどありますよね。NISAだ、インデックス投資だ、と散々学んできました。でも「じゃあFIRE後に毎月いくら引き出せばいいの?」ってなったとき、急に情報が少なくなる気がしませんか?

自分もずっとそれが気になっていました。そして調べていく中でたどり着いたのが「4%ルール」という考え方です。

今回は、5,000万円でFIREする予定の自分が、なぜ4%ルールを選ばないのか。そして実際に考えている「95歳ゼロ円計画」の中身を、数字つきで書きます!

1. まず、4%ルールをざっくり

4%ルールとは、「保有資産の4%以内を毎年取り崩せば、30年以上資産が持つ」という経験則です。

簡単に言うと、こういうことです。

【4%ルールの基本】
・資産5000万円 × 4% = 年200万円(月約16.7万円)まで引き出してOK
・残りは引き続き株式等で運用し続ける
・運用益が取り崩しをカバーするので、30年後も資産が残りやすい

理論上は、取り崩しながらも運用益が追いついて資産が減らない、あるいはむしろ増えることさえある。

「え、毎年200万円使いながら資産が増えるの?」って最初に聞いたとき、正直信じられませんでした(笑)

2. シミュレーションで見る4%ルールの威力

実際に数字で見てみましょう。

スタート時の資産:5000万円
年間取り崩し額:200万円(月16.7万円)
残りを年5%で運用し続けた場合

【4%ルール:年5%運用シミュレーション(単純計算)】
開始時(48歳):5,000万円
10年後(58歳):約5,647万円(資産ほぼ維持!)
20年後(68歳):約6,713万円(むしろ増えてる!)
30年後(78歳):約8,468万円
47年後(95歳):約1億4,400万円(理論上は資産が増え続ける)

これがすごいところで、毎年200万円使いながらも、運用益がそれを上回るから資産が減らないどころか増えていくんです(笑)

ただし、これは「運用が順調に続いた場合」の話です。リーマンショックやコロナショックのような暴落が連続した年に資産が一気に減ると、その後の回復が追いつかなくなるリスクがあります。

相場が悪い時期にFIREが重なると、計算どおりにはいきません。

「4%ルールは絶対じゃない。あくまでも過去データをもとにした目安だということを忘れずに!」

3. なぜ自分は4%ルールを選ばないのか?

4%ルールは理論的には素晴らしいです。でも自分はこれを採用しません。

理由は単純で、「月16.7万円じゃ生活できないから」です(笑)

自分が48歳でFIREしたとして、毎月必要な生活費は最低でも25〜30万円はかかります。家賃・食費・医療費・交際費……独身でも意外とかかるもので(笑)、月16万円台で暮らすのはかなりキツい。

それに、4%ルールの「資産が死ぬまで残る」という考え方が、自分にはあまりしっくりこないんですよね。

「95歳になっても1億円以上残ってる」って、それって人生を豊かに使い切れてないんじゃないか?とつい思ってしまって(笑)

お金は使ってこそ意味がある。だから自分は「95歳でちょうど0円になる計画」を選ぶことにしました。

4. 自分の取り崩し戦略「95歳ゼロ円計画」を公開!

具体的にはこんな計画です。

【自分の95歳ゼロ円計画】
FIRE開始時期:48歳
FIRE時の資産目標:5,000万円
毎月の取り崩し額:約30万円
取り崩し期間:48歳〜95歳の47年間
目標:95歳時点で残高ほぼゼロ

シンプルに計算すると、5000万円 ÷ 47年 ÷ 12ヶ月 = 月88,652円。……え、全然足りないじゃん(笑)

もちろん全額を現金で持ち続けるわけじゃないので、運用しながら取り崩すことで、実際の月30万円は現実的なラインになってきます。

実際にシミュレーションしてみました。

【運用しながら月30万円を取り崩すシミュレーション(年7%運用想定)】
開始時(48歳):5,000万円
10年後(58歳):約4,856万円
20年後(68歳):約4,566万円
30年後(78歳):約3,983万円
40年後(88歳):約2,813万円
47年後(95歳):約1,345万円

年7%は、第13話で使ったのと同じ前提です。この条件だと、月30万円を使い続けても95歳で約1,300万円が残ります。ちょうどゼロになるのは、月30万3,000円くらいです。

ただし、これは47年間ずっと年7%で運用できた場合の話です。運用の成績が下がれば、もっと早く尽きます。たとえば年3%だと、同じ月30万円では66歳ごろに資産がなくなる計算です。

だから自分は、相場が悪い時期は働いて取り崩しを減らすつもりでいます。

しかも、この計算には年金を入れていません。60歳以降は年金も入ってくる予定なので、そのぶん取り崩しを減らせます。

「95歳まで生きたとして、ほぼ使い切る」——この計画、なんかスッキリしませんか?(笑)

5. 4%ルールと95歳ゼロ円計画、どっちが正解?

正直、どっちも「正解」だと思っています。

4%ルールは「資産を枯らさない安心感」を重視する人向けです。特に若めにFIREして、運用益だけで生活したい人には強力な戦略です。

一方、自分みたいに「ある程度使い切ってもいい、その代わり生活レベルは落としたくない」という人間には、95歳ゼロ円計画のほうが合っています。

ポイントは「自分の価値観に合った戦略を選ぶ」こと。

FIREって「目的」じゃなくて「手段」ですよね。その後の人生をどう生きるか、お金をどう使うかを先に決めてから、戦略を逆算する。その順番が大事だと思っています。

まとめ:FIRE後のお金の使い方も、ちゃんと設計しよう

今回のポイントを振り返ると——

・4%ルール:年4%以内の取り崩しで資産が30年以上持つという経験則
・5000万円×4%=年200万(月16.7万)で理論上は資産が減らない
・自分は月30万円を取り崩す「95歳ゼロ円計画」を採用
・どちらが正解かより「自分の価値観に合った戦略を選ぶ」ことが大事

「貯める戦略」と同じくらい「使う戦略」を真剣に考えた人が、本当のFIRE生活を満喫できる!

自分はまだFIRE前ですが、こうやって具体的に「その後」を設計しているから、今の節約・投資にも迷いがありません。ゴールが見えているのって、本当に強いんですよね!

まだ資産3,100万円の道半ばですが、ゴールに向かって着実に進んでいきます!次回もお楽しみに!

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