突然だけど、毎月の保険料、いくら払ってます?
自分が会社の同僚に聞いてみたら、「月3万円くらい」って人がざらにいた。1年で36万円、10年で360万円。
その保険、本当に全部必要ですか?
自分はFIREを目指し始めてから保険を全面的に見直した。その結果、毎月の保険料をかなり削減して、その分を投資に回せるようになった。今回はその話をしようと思います。
「保険は万が一のためだから削れない」そう思ってる人、ちょっと待ってほしい。実は保険って、削れるものと削ってはいけないものが明確に分かれているんです。

1. まず「必要な保険」と「いらない保険」を仕分けしよう
保険の目的はシンプルです。「自分では到底カバーできない規模の損害・リスクに備えるもの」。これだけ。
逆にいうと、「自分のお金でなんとかなるリスク」に対して保険を使うのは無駄なんです。
この原則で仕分けすると、必要な保険はかなり絞られてくる。自分が「これは必要」と判断しているのは以下の3つだけ。
① 自動車保険(対人・対物の任意保険)
② 火災保険(持ち家・賃貸ともに)
③ 死亡保険(扶養家族がいる人のみ)
それ以外の保険は、基本的にいらない。強い言い方をすると「削って投資に回すべき」だと自分は思ってます。
2. 必要な保険の詳細と注意点
それぞれ少し詳しく話します。
■ 自動車保険:車両保険はいらない
自動車保険は絶対に入るべきです。もらい事故で相手が無保険だったとか、自分が加害者になって高額賠償が発生した場合、保険なしでは人生が終わりかねない。でも、
「車両保険」はいらない! 自分の車の修理費用は自腹で払える金額だから。
車両保険をつけると保険料がグッと上がる。対人・対物の補償さえ手厚くしておけば十分だ。車が古ければ古いほど車両保険の必要性は下がる。
■ 火災保険:これは持ち家でも賃貸でも必要
火事や水害で家が全焼・全壊したら、個人では到底カバーできない。数千万円の話になるから、ここは保険で備えるべきところ。特に持ち家の人はしっかり入っておこう。
■ 死亡保険:扶養家族がいる人だけ
死亡保険が必要なのは「自分が死んだら家族が路頭に迷う」という人だけ。独身で養う家族がいないなら、死亡保険は不要です。
自分は独身・扶養家族なしなので死亡保険には入っていない。「老後のための死亡保険」とか言葉が意味不明です(笑)、資産が積み上がってくれば死亡リスクへの備えも自然と厚くなる。
3. 貯蓄型保険は即解約すべき理由
「貯蓄型保険」「終身保険」「個人年金保険」……こういう商品、持ってる人いませんか?
自分も昔入ってた。「貯蓄もできて保険にもなる! お得!」と思い込んでた(笑)。でも中身を理解してから即解約しました。
貯蓄型保険の正体は「薄い保険+ぼったくり投資信託」のセット商品だ。
詳しく言うと、払った保険料の中から保険会社が手数料をがっぽり抜いて、残りを運用に回している。その運用利回りはというと、年0.数%レベルのものも珍しくない。
S&P500のインデックスファンドの長期リターンが年平均7〜8%と言われているのに対して、これは話にならない数字です。
「でも途中解約すると元本割れするんじゃ……」という人もいるかもしれない。確かに解約返戻金が払込額を下回るケースはある。でも、これからも払い続けて失う機会損失のほうがはるかに大きい。早ければ早いほどいい。
「保険で老後の備え」は幻想です。老後の備えはNISAやiDeCoで自分で積み立てたほうが、圧倒的にコスパがいいです。

4. 「病気や怪我で働けなくなったらどうするの?」への答え
保険を削ろうとすると必ず出てくる不安がこれ。「でも入院したら医療費が大変じゃないの?」「働けなくなったら生活どうするの?」
これ、日本の社会保障制度を知ると意外と怖くないんです。
✅ 健康保険証がある → 医療費は原則3割負担
✅ 高額療養費制度 → 月の自己負担に上限あり(年収約370〜770万円帯で約8.7万円/月が目安)
✅ 傷病手当金 → 病気・怪我で働けない期間、最長1年6ヶ月、給与の約3分の2が支給される
✅ 雇用保険(失業手当)→ 会社を辞めた場合、条件次第で最大330日分の給付
高額療養費制度は本当に強力です。どんな大病でも月の自己負担額に上限があるから、医療費で破産するリスクは日本ではかなり低い。
「でも差額ベッド代や先進医療は?」という声もあります。確かにそこは保険対象外だけど、多くの人には差額ベッド代が必要な状況は稀だし、先進医療を受ける確率自体がかなり低い。そのために毎月高い医療保険料を払い続けるのは合理的ではないと自分は思ってます。
5. とはいえ「生活防衛資金」は絶対に確保せよ
「保険を削れ」「社会保障で大丈夫」と言ってきたけど、それは「現金の備えが前提」の話です。
「全部投資に回して手元に現金ゼロ」は絶対にダメ!!
急な出費や病気、失業に対応できるよう、現金で「生活防衛資金」を用意しておくこと。これは投資とは別に確保すべきお金です。
生活防衛資金の目安は「毎月の生活費 × 6ヶ月〜1年分」の現金。これは銀行口座に眠らせておいていい。
たとえば毎月の生活費が20万円なら、120万〜240万円は現金で持っておく。この現金があるから「急な出費が来ても投資を崩さなくていい」「急に働けなくなっても焦らなくていい」という精神的な余裕が生まれます。
生活防衛資金は増やす必要はないから、普通預金や高利率のネット銀行に置いておけばOK。投資するお金とは分けて管理しよう。
6. まとめ:保険の見直しは「固定費削減の最強手」
保険の見直しポイントをおさらいする。
✅ 必要な保険は「自動車保険(車両保険なし)」「火災保険」「死亡保険(扶養家族がいる人のみ)」の3つだけ
✅ 貯蓄型保険・終身保険は「薄い保険+ぼったくり投信」の正体。即解約して投資に回せ
✅ 病気・失業リスクは「健康保険+高額療養費制度+傷病手当金+失業手当」で日本の社会保障が補ってくれる
✅ 生活防衛資金として「生活費の6ヶ月〜1年分」は現金で確保しておく
保険料の見直しは、固定費削減の中でも特にインパクトが大きい。毎月1万円削れるなら、年12万円、10年で120万円が投資に回せます。
「保険を削って投資に回す」という発想の転換が、FIREへの道を大きく近づける!
まずは今の保険証券を全部引っ張り出して、「これは本当に必要か?」と一つひとつ確認してみてほしいです。意外と「これいらないな」ってものが出てくるはずです。
次回も、お楽しみに!

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